イスラエルのストアドットが次世代EV向けバッテリーを発表…5分で航続160km分を充電

ポールスター5のプロトタイプによる急速充電のデモンストレーション
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イスラエルのストアドット(StoreDot)は6月4日、次世代EV向けの新型バッテリーセル「100in5」を発表した。

シリコンを主成分とする負極により、高エネルギー密度と急速充電速度の両立を可能にしているという。ストアドットは、次世代EVモデルにおいて、エネルギー密度を犠牲にすることなく、短時間での充電を実現できることを世界の自動車メーカーに強調している。

EVバッテリーにおける高エネルギー密度は重要。これにより、同じ量のエネルギーを蓄えるために必要なバッテリーパックのサイズが小さく、軽くなるからだ。しかし、従来は高エネルギー密度を達成するためには、充電速度の低下、バッテリー寿命の短縮、サイクル性能の低下といったトレードオフが必要だった。

ストアドットは、シリコンを主体とするアノードを使用したXFCバッテリー技術により、この問題を解決する。同社のXFCセルは、従来のリチウムイオンバッテリーと同等の高エネルギー密度を維持しながら、超高速充電速度と長いサイクル寿命を実現しているという。


《森脇稔》

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