トヨタ自動車の米国先進安全技術研究センター(CSRC)は6月4日、自動車の安全性向上を目指す15の新プロジェクトを発表した。これらのプロジェクトは、5年間の研究に追加され、ドライバーの行動、事故回避、傷害軽減に関する多様なトピックを研究する。
さらに、トヨタはCSRCの研究に基づく新しいティーンドライバー教育プログラム「リスクアテンドプログラム」の開始を発表した。このプログラムは、グローバル教育技術リーダーのディスカバリーエデュケーションとマサチューセッツ大学アマースト校との協力で開発された。多くのドライバーが注意散漫運転について知っているが、トヨタはその知識をインタラクティブな学習に拡張している。
自分のペースで進められる運転シミュレーションモジュールを通じて、10代のドライバーは実際に運転する前に困難な運転シーンに直面し、道路上のリスクを予測または検出する能力を向上させる。このリスクアテンドモジュールは、トヨタのティーンドライバーツールキット「TeenDrive365」に追加される。