洗車愛好者必見! 車をキレイにするための新定番アイテム5選~Weeklyメンテナンス~

洗車愛好者必見! 車をキレイにするための新定番アイテム5選~Weeklyメンテナンス~
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愛車を常にキレイな状態に保つ洗車は、こだわるとはまってしまうほど楽しい作業だ。そんな洗車をより効率良く・効果的にするのが便利アイテムだ。ちょっとした工夫で洗車をグレードアップしよう。

洗車をはじめる際にシャンプーやワックス、洗車ブラシやスポンジなどの基本のアイテムは用意することが多いだろう。しかし、いざ洗車をはじめてみると“ちょっと不便……”と思うケースが出てくる。そんな不便を快適にするためのアイテムがクルマ洗車用の便利アイテムとしてラインアップされているので注目してみた。

まずはクルマの汚れを落としたり、シャンプー時に必要な散水ノズルに注目してみた。すでに自宅には庭の植木などへの水やり用に散水ノズルが付いているケースも多いだろう。もちろんそのまま使ってもシャンプーやすすぎなどは可能だ。

しかし洗車用として用意されている散水ノズル(ソフト99のGジェッターなど)であれば、ストレートの水流からシャワー、ミスト状まで細かく調整できるのが便利。また一般的な散水ノズルは引き金のようなレバーを引き続けることで水を出す仕組みが多いが、レバーを使って水流を固定して放出できる機能を持っている散水ノズルなら、洗車の間ずっとレバーを引き続ける必要も無く、また弱い流~強い水流までを細かく調整できるのも魅力だ。タイヤハウスの奥やホイールの隙間などにはストレートの強い水流、ボディなどの広い面のすすぎにはミスト状の柔らかな水流と、ケースバイケースで使い分けることができると洗車の効率もクオリティもアップするのだ。

さらに、シャンプーを考えた時には散水ノズルのヘッド部分に洗剤を入れることができるガンもある。これなら広い範囲にシャンプーを吹きかけていくのにも便利。作業工程をうまくプランすれば、シャンプーのスピードアップにもつながるだろう。

一方、シャンプーからすすぎまで、色々な場所で活躍するのがバケツ。これも洗車には欠かせないアイテムのひとつだ。マンション駐車場などでは水道が使えない場合もあり、バケツの水が頼りというケースもあるだろう。

そんなバケツにも洗車用のアイテムが用意されている。例えばフタが付いていて上に人間が乗っても大丈夫な強度があるモデルもある。これなら脚立代わりに使えるので高い場所の洗車にも便利に使える。また各種洗車用品を収納する収納庫としても使えるのでサイズも気にして選ぶと良いだろう。一方で収納時にかさ高になってしまうのを嫌うならば折りたたみ式のバケツもある。蛇腹状になっていてたたむと平たい円盤状になる構造のものがある。これなら省スペースで収納できるので注目だ。

次に実際にシャンプーをはじめるとストレスになるのがルーフへの作業だろう。セダンなら手を伸ばせばルーフの中央まで洗車スポンジが届くものの、ぐっと身体をルーフ側に乗り出さなければならず衣服にシャンプーが付いてしまうこともあるだろう。さらにミニバンやSUVなどの車高の高いクルマになると、ルーフの中央部は大人の男性でも脚立が無ければほぼアクセス不可能だ。そこで小型で折りたたみ式の脚立をひとつ用意しておくと便利だ。加えて柄の長い洗車モップ・スポンジも洗車用品として販売されているので用意すればルーフの中央部分もラクラク洗車可能になる。

次に洗車の初心者にはあまりピンとこないのが水切りだ。シャンプーの後のすすぎでボディが濡れている状態のままだとワックスがけができない種類のワックスも多い。また水滴がついたまま直射日光のもと放置していると日光によるボディの焼き付きが起こる可能性もある。そのためシャンプー後の水切りは必須の項目なのだ。しかし、意外に水切りは面倒だ。手持ちのタオルやウエスなどを使っていると、なかなか水分が除去できないこともある。そこで便利なのが吸水性の高いマイクロファイバーセームクロスセームタオルなどと呼ばれているアイテムだ。しかもオススメなのは拭き上げクロスなどと共用するのでは無く、水切り専用のクロスを用意しておくとクロスの汚れなどが気にならないので良いだろう。

一方でガラス面や広いボンネッドなどの平面部分であれば使い勝手が良いのが水切りワイパー。ヘラ状のゴムが付いているアイテムで、ワイパーでフロントウインドウの水滴を払うように外装各部の水分を除去できる、とにかくスピーディなのが魅力だろう。

最後に車内清掃で便利さを実感するアイテムをひとつ紹介しておこう。車内のクリーニングをしていて気になるポイントがフロントウインドウの奥、ダッシュパネルとの境目が手が入りにくくてなかなかきれいに磨けないと思ったことがあるユーザーも多いのでは無いだろうか? そんな時には柄の付いたガラス拭き用のワイパーやモップ(これも洗車用品として販売されている)を用意すると良いだろう。ガラスとダッシュとの狭い隙間にもラクラク差し込んで磨けるのでフロントウインドウの隅々までピカピカになるので気持ち良い。視界のクリアさは安全運転にもつながるので要チェックだ。

このように、愛車を洗車する際に、不便に感じた作業に対するさまざまな便利アイテムを用意すると作業が効率良くスムーズになり、仕上がりのクオリティもおのずと上がってくる。洗車する際に不便を感じた場合には便利アイテムを探してみると良いだろう。かゆいところに手が届くアイテムが数多く用意されているので、自分の不便を解消してくれる便利アイテムを手に入れて洗車を快適にしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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