EV充電の重要なユースケース3点…ABB E-mobilityがCES 2024に出展

ABB E-mobility
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現在、世界のエネルギー消費の3分の1は移動によるもので、その大部分が道路上で消費されているという。エネルギー転換への取り組みと新技術、新たな行動様式、ビジネスモデルの出現にで、移動部門の電動化は前例のない速さで進行している。

しかし、電動車(EV)の充電体験はまだスムーズとは言えない。CES 2024で、ABB E-mobilityは、同社がどのように顧客を支援し、EV充電を実現しているかを展示している。

ABB E-mobilityは、モビリティの電動化にあたっては、EV充電の3つの主要なユースケースを考慮すべきだという。

ベース(車庫):よりコスト効率的にフリートを一晩で充電
オン・ザ・ゴー(往復途中):コーヒーを飲むよりも速く車を充電
デスティネーション(目的地):小売店やホスピタリティ施設などでの便利な充電

ABB E-mobilityによると、EV充電ソリューションは一概には決定できず、スペースや電力の制約といった変数があることから、戦略としてスマートなエネルギー管理が必要だという。EVの充電は、それぞれ市場の要件、顧客体験(CX)とユーザー体験(UX)の期待、複合ニーズ、配送エコシステムに対応して進化している。


《レスポンス編集部》

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