アルピーヌ、新CEOが就任…フェラーリ出身のフィリップ・クリーフ氏

アルピーヌの新CEOに就任したフィリップ・クリーフ氏
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  • アルピーヌ A110 E-TERNITE
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アルピーヌ(Alpine)は7月21日、フィリップ・クリーフ氏が新CEOに就任した、と発表した。

フィリップ・クリーフ氏は、フランス国立高等技術学校を卒業後、ミシュランとフィアットグループで働いた経験を持つ。これらの職務を経て、フェラーリ、マセラティでキャリアを積み、車両部門ディレクターとアルファロメオブランドのテクニカルディレクターを務めた。

2016年6月にフェラーリに戻り、エンジニアリングディレクターに就任。2023年2月には、アルピーヌブランドのエンジニアリングとプロダクトパフォーマンス担当の副社長に就任していた。

なお、アルピーヌの前CEOのローラン・ロッシ氏は、ルノーグループの変革に関する特別プロジェクトに専念する予定だ。

ルノーグループのルカ・デメオCEOは、「アルピーヌは今、その発展の新たな段階に入り、未来のブランドへ向けた準備を整えている。フィリップ・クリーフ氏は、長い業界経験、優れた技術的知識、リーダーシップの資質を兼ね備えており、2024年からの新車投入を含め、プロジェクトの成功の鍵を握っている。アルピーヌを新たな高みへと導くフィリップと彼のチームを、全面的に信頼している」と語っている。

《森脇稔》

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