福井県の福井鉄道は6月30日、国土交通省中部運輸局に対して鉄軌道旅客運賃の上限変更認可申請を行なったと発表した。2024年3月の改定を予定している。
コロナ禍による利用者減や電気料金の高騰などを理由としており、消費税額の変更を除けば1995年以来28年ぶりの改定申請となる。
平均改定率は普通運賃が17.6%、定期運賃が通勤15%、通学14.8%で、普通運賃は鉄道線が30~70円、軌道線が30円のアップ。鉄道線と軌道線に跨る場合は40~80円のアップとなる。

なお、実際に収受する実施運賃については、上限運賃の認可後に今後の物価や電気料金の動向などを考慮して設定するとしている。
福井鉄道ではこの改定を機に、ICカードシステムの導入や観光電車『レトラム』の通年運行、北陸新幹線や並行在来線との相互乗継ぎを考慮したダイヤの見直しなどを進めるという。
