産学協同でキャンピングカーの開発・制作・販売、ショーにも出展予定

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キャンピングカーランド、京都精華大学、レクビィは共同で5月12日から「キャンピングカー制作プロジェクト」を開始した。プロジェクトは、若者世代のキャンピングカーへの関心を高めると同時に、新たなアイデアを創造することが目的。

◆キャンピングカー制作プロジェクトは、創作とマーケティングの実践活動だ

本プロジェクトは、京都精華大学の全学部の学生が履修可能な共通教育科目「社会実践育成プログラム」で実施される約50種類の連携授業の一つ、「キャンピングカーの新しいデザイン提案」授業にて実施されている。プロジェクトは、販売ターゲットの想定、車両デザイン・制作、そして販売というプロセスを産学共同で行なう。制作した車両は、2024年2月のジャパンキャンピングカーショー(会場:幕張メッセ)にて発表、販売されることになっている。

プロジェクトの目的は、
1. Z世代に対してキャンピングカーを訴求して、興味を喚起する。
2. 従来の設計思想とは異なる新しい発想にてキャンピングカーを開発、新たなライフスタイルを提案する。
3. 量産する製品を企画・制作・販売する過程を体験する、実践的で刺激的な学修環境を産学連携で構築する。
という3点。

京都精華大学は「表現」で世界を変える人材の養成する大学で、 国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部の5つの学部を有している。学部を横断した履修生が集まり、アイデアを集めて車両を制作する本プロジェクトでは、一体どのようなキャンピングカーが出来上がるのだろうか。

また、キャンピングカーの制作は一般の乗用車と違い、木工や縫製などハンドメイドの部分が多く、制作系の学部での実技教育を活用した実車開発が可能だ。本プロジェクトは「表現」を実践する京都精華大学の学生にとって、創作活動とマーケティングの実践的な学習機会となっている。

本プロジェクトで制作したモデルは、レクビィで制作した上で、キャンピングカーランド各店舗(埼玉、名古屋、岐阜、京都)で販売される。

《大矢根洋》

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