アウトドアレジャーのシーズン本番というタイミングの4月より、自転車利用時のヘルメット着用が努力義務となった。大手自転車販売店のあさひに、ヘルメットの売れ行きや売れ筋の動向を尋ねた。
ヘルメットの売り上げは、2月期(1月21日~2月20日)にあさひ全体において、前年同月比で約2倍以上となった。
価格としては6000~8000円がメインだ。あさひの客層では日常の移動で使用する人がが多いため、カジュアルなカラーやデザインのヘルメット、前方に帽子の“ツバ”のような物が付いたデザインのヘルメットが人気だという。
4月1日以降はどの店舗も品薄の状態が続いており、「どうしてもヘルメットが必要なお客様は、スポーツタイプの少し高額なヘルメットをご購入されるケースはあります」。
ヘルメトット着用を嫌って自転車の売上に影響が出るかもしれないが、「『ヘルメットをかぶるなら乗らない』という方は、そもそも来店されないので、そういった意見は聞いたことはありません」とのこと。