ベントレーの営業利益、82%増と伸びて過去最高に 2022年通期決算

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ベントレー(Bentley)は3月17日、2022年通期(1~12月)の決算を発表した。82%の増益を達成している。

2022年通期の売上高は33億8400万ユーロ(約4810億円)だった。前年の28億4500万ユーロに対して、19%の増収となった。また、2022年通期の営業利益は、過去最高の7億0800万ユーロ(約1005億円)だった。前年の3億8900万ユーロから、82%の増益を達成した。

大幅増益となった要因としては、製品ラインナップの充実化、パーソナライゼーションによる収益確保への方針転換、販売台数よりもカスタマーバリューを重視した戦略、近年の構造改革の成功などが挙げられる。

2022年の世界新車販売台数は、10年連続で1万台を超えて、過去最高の1万5174台。前年比は4%増とプラスを維持した。市場別実績では、最大市場の南北アメリカが、前年比1%増の4221台と引き続き増加した。ベントレーの世界販売のうち、28%が同市場で販売されたことになる。


《森脇稔》

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