交差点で事故発生! 0.5秒で周辺に警告を発信 NECなど

VTTIテストコースでの実証風景
  • VTTIテストコースでの実証風景
  • ドライバーへのアラート通知(イメージ)
  • 歩行者へのアラート通知(イメージ)

NECと米国のバージニア工科大学交通研究所(VTTI)は、AI(人工知能)ベースの映像解析技術を活用して、交差点周辺のドライバーや歩行者、その他の道路利用者に、安全情報や警告を通知する共同実証実験が成功したと発表した。

実証は今年6月から9月に実施した。VTTIが保有するテストトラックの信号柱に、カメラと映像解析用装置を設置し、収集した映像データから交差点内外の状況を分析した。実証したユースケースでは、車両と歩行者や車との衝突予測、横断歩道歩行者検知、右左折車両検知などに対する効果を評価した。映像解析AIが車両と歩行者や車の衝突可能性を検知した後、0.5秒以内に車両に警告を通知することに成功した。


《レスポンス編集部》

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