トヨタ自動車は11月1日、2022年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。円安によるプラス効果があったものの、資材高騰の影響や一時費用により、営業利益は34.7%の大幅減少となった。
2022年4~9月期における日本、海外を合わせた連結販売台数(トヨタ車のみ)は、前年同期比1.6%増の415万9000台。日本での販売台数は同8.0%減の86万9000台。海外は北米や欧州で減少したものの、アジアで2桁の増加となり、同1.9%増の329万台となった。
これらの結果、営業収益は同14.4%増の17兆7093億円、営業利益は同34.7%減の1兆1414億円、税引前利益は同14.4%減の1兆8342億円、純利益は同23.2%減の1兆1710億円となった。円安によるプラスの効果があったものの、半導体需給ひっ迫、上海ロックダウン、南ア洪水など、計画通りの生産活動ができなかったほか、資材高騰の影響や一時費用により減益となった。