1999年4月に廃止された新潟交通の電車線(東関屋~月潟間)を走っていた電車が10月9日、旧月潟駅(新潟市南区)で23年ぶりに走行することになった。
この電車は戦前の1933年に登場したモハ11形モハ11号の足回りに1966年、新造車体を組み合わせたモハ10形11号(モハ11)で、新潟交通電車線の廃止まで運用。塗色がかぼちゃに似た緑とオレンジのツートンカラーになっていることから、いつしか「かぼちゃ電車」と呼ばれるようになった。
 廃止まで1年を切った頃の新潟交通モハ24号。1998年5月30日。
廃止まで1年を切った頃の新潟交通モハ24号。1998年5月30日。廃止後は新潟市の所有となり、市民団体の「かぼちゃ電車保存会」が保存活動を手がけてきたが、自走することができないため、当日は「アント」と呼ばれる貨車移動機が牽引。片道約50mをおよそ5分で往復走行する。
 ロングシートだった車内。1998年5月30日。
ロングシートだった車内。1998年5月30日。
発車時刻は10時30分、11時15分、12時、13時、13時45分、14時30分、15時15分、16時(ただし10時30分は招待客のみ乗車可)で、乗車費用は大人200円・子供100円。乗車には専用サイトでの予約が必要(先着順)。1列車あたりの定員は35人で、1人1回まで乗車できる。
 会場となる旧月潟駅へのアクセス。
会場となる旧月潟駅へのアクセス。 現役時代の月潟駅。戦前に建てられた木造駅舎で、通常は非公開。1998年5月30日。
現役時代の月潟駅。戦前に建てられた木造駅舎で、通常は非公開。1998年5月30日。









 
          
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