モビリティプラットフォーム「RYDE PASS」を展開するRYDE株式会社と、2022年12月に開業20周年を迎える青い森鉄道株式会社とIGRいわて銀河鉄道株式会社の3社が提携し、初のデジタル乗車券「盛岡割引きっぷ」「青森割引きっぷ」「もりもりフリーパス」の利用を開始しました。
GRいわて銀河鉄道は2002年12月、東北新幹線の八戸延伸に伴い、JR東日本から経営分離された旧東北本線のうち、盛岡から目時間の経営を引き継いだ第3セクター。青い森鉄道は、青森駅から目時駅間を引き継いだ第3セクター。八戸駅から目時駅を経由して盛岡駅までの区間は、両社による相互直通運転を行っています。
「RYDEPASS」は、鉄道、バス、路面電車、旅客船などの様々な乗車券をデジタル化するモビリティプラットフォームで、システム開発が不要で、デジタルチケットの運用を始めることができるとしています。
今回、「RYDE PASS」で利用可能となる、青い森鉄道線・いわて銀河鉄道線の青森~盛岡のいずれか一方向を片道利用できる乗車券「盛岡割引きっぷ」「青森割引きっぷ」の価格は、大人=3500円、小児=1750円で、通常運賃合計額と比べて37%割引となります。利用期間は2022年7月16日~10月31日です。青い森鉄道線・いわて銀河鉄道線の青森~盛岡間が2日間乗り降り自由になる「もりもりフリーパス」の価格は、大人=5500円、こども=2750円で、青森~盛岡間を1往復すれば、通常運賃合計額のほぼ半額になります。利用期間は2022年7月16日~11月1日です。