メルセデスベンツのコンパクトMPV『Bクラス』、現行初の大幅改良へ…新グリルなど表情刷新

メルセデスベンツ Bクラス 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
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メルセデスベンツのコンパクトMPV『Bクラス』改良新型のプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。第3世代となる現行Bクラスは2018年に発売。これが初の大幅改良となる。

ドイツ・シュトゥットガルトのメルセデスベンツ本社付近で捉えたプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュしている。最終デザインは不明だが、グリルは新しいメッシュパターンを持つと予想されている。またグリル中央の黒い円には、車両の様々なドライバーアシストシステムのセンサーが納められており、量産型ではメルセデスベンツのロゴでカバーされることになるだろう。そのほか、ヘッドライトのLEDデイタイムランニングライトを刷新、エアインテークを含むバンパーもリフレッシュされる。

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後部では、上下2つのストリップがテールライトとバンパーを覆っており、ライトグラフィックが新設計されることは間違いない。インテリアはダッシュボードのワイドディスプレイ、3つの通気孔などに変化はなさそうだが、ブランドの最新インフォテインメントシステムを搭載するほか、MBUXトラックバッドを排除。ドライバーは、音声コマンド、ステアリングホイールのボタンの押下、画面自体へのタッチを組み合わせて、車の機能を制御することになる。

Bクラスは、『Aクラス』のセダンとハッチバック、『CLA』、『GLA』と同じ107.4インチ(2739mm)のホイールベースを採用。ボディ下部はAクラスと多くの共通点を持つが、上部ははるかに大きく、より広いヘッドルームは改良新型でも健在だろう。

パワートレインは、最高出力136psを発揮する1.3リットル直列4気筒ガソリンエンジン、最高出力116psを発揮する1.5リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンをはじめ、最高出力160psを発揮する1.3リットル直列4気筒に最高出力102psを発揮する電気モーターが組み合わされる「B250e」などがラインアップされる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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