レーシングドライバー荒聖治も絶賛! ミシュランが「パイロットスポーツ」新製品を発表

ミシュランが「パイロットスポーツ」新製品を発表
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日本ミシュランタイヤは2022年1月28日、同社がさまざまなレースで得た知見を結集させたラインナップ、「パイロットスポーツ」シリーズの新製品を、オンラインで発表した。

オンライン発表会ではまず、同社の須藤元代表取締役会長が登壇。開口一番に、現在のタイヤに求められている項目を、「安全性」、「快適性」、「経済性」、そして「環境性能」とした上で、「ある性能だけに特化せず、すべての性能が要求レベル以上の水準でバランスされている。そして、その性能がより長く続くという開発思想をコンセプトにタイヤ開発をおこなっている」と説明し、スポーツタイヤも例外ではないことを強調した。

一方で、スポーツタイヤに本来求められるポイントとしては、「よりスポーティな走りを体感したい」、「どこでも気持ちよくドライブした」、「もっとカッコよく走りたい」など、性能の先にある「ドライバー本来の目的」があることにも言及。それらの要望に対応し、ユーザーそれぞれのドライブシーンで得られる体験が、さらに満足できるよう、性能面はもちろんデザイン性にもこだわったスポーツタイヤが、今回発表された「パイロットスポーツ5」であるという。

そんな新たなラインナップが追加されたパイロットシリーズには、ストリートからサーキットまで、ユーザーの用途に合わせたラインナップが用意されているが、その中でも新商品となるパイロットスポーツ5は、ストリートでの使用が想定されたパイロットスポーツ4の後継モデル。従来モデルは、2016年に発売された翌年から、日本最大級のクルマSNSサイト「みんカラ」で3年連続パーツオブザイヤー年間大賞1位を獲得。2020年以降は、殿堂入りを果たした消費者からの高い評価を得続けてきたモデルである。

NEWモデルのキャッチコピーは、「意のままのハンドリングを実現するハイグリップスポーツタイヤ」。従来品と同様に、積極的に運転をすることが好きな消費者に向けて、気持ちの良い走りをするタイヤとして開発された。なかでも特に進化したポイントは、ウェット性能。ラップタイムを従来モデル比、最速タイムで1.7%、平均タイムでも1.5%の短縮に成功したと説明されている。

そんな、高いグリップ力がもたらすウェット&ドライ性能を実現させたのは、新採用のデュアル・スポーツ・トレッド・デザイン。モータースポーツからのフィードバックによって進化した、非対称トレッドパターンで、内側のトレッドは排水性を、外側のトレッドは高い剛性に寄与するという。

さらに、走りを愉しむ優れた操縦安定性を実現するために、高強度で耐熱安定性に優れた「ハイブリッド・アラミド/ナイロン ベルト」を採用。タイヤが路面に密着することで、ドライバーの意思をしっかりと路面に伝え、意のままのハンドリングをおこなうことが可能となった。

また、併せて採用された「バリアブル・コンタクト・パッチ3.0」により、コーナリング時における接地圧分布をより均等にすることで、グリップ力とコントロール性を向上させ、安定したコーナリングが実現されている。

このような、様々な新技術が投入されたことで大幅な進化を遂げたパイロットスポーツ5を、発表会後半に登壇したプロレーシングドライバーで自動車評論家の荒聖治氏も、「すごくいいタイヤ」、「ぐんぐん曲がる」などの言葉をインプレッション動画内で連発し、「インプレッションなのに、いいタイヤという言葉でまとめちゃって申し訳ないですけど、乗った第一印象としてはすごく快適です。スポーツタイヤだとは思えないぐらい、快適性が高くて、音も静かでなめらかで、その表情を保ったままハイスピード領域まで顔色を変えずに走れてしまう所が、このタイヤのスゴイところなのかなと思います。それは、路面のギャップや凹凸を通過した時も、まるでダンパーが付いているんじゃないかと言いうような滑らかさで、路面から離れず、ずっと路面に追従していくという感覚が味わえるタイヤだと思います。ホントにいいタイヤで、ずっと走っていたくなる楽しいタイヤです」と、終始大絶賛。「早く自分のクルマに付けたいタイヤ」と、かなり気に入った様子を覗かせた。

ミシュランタイヤが誇るパイロットスポーツシリーズのNEWモデル、パイロットスポーツ5の価格はオープンプライス。サイズは17インチから21インチまでの全43サイズが用意されており、2022年3月8日より順次発売予定となっている。

《先川知香》

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