ラリージャパン2022のセレモニアルスタートは豊田スタジアム…東京オートサロン2022

ラリージャパン2022(東京オートサロン2022)
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  • ラリージャパン2022:ラリーの拠点が豊田スタジアムに
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東京オートサロン2022の会場にて14日、ラリージャパン事務局が2022年WRC最終ラウンドとなる「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」の大会コンセプトや開催地に関する発表を行った。セレモニアルスタートは豊田スタジアムに決定した。

発表では、大会コンセプト「クルマ、お祭り、応援」と宍戸竜二氏によるイメージイラストも公開された。また、事務局では、ラリーファンだけでなく、国内12年ぶりとなるラリージャパン(WRC日本ラウンド)に興味を持つ人、開催を待ち望む人、すべてが「応援団」だとする。

ラリージャパンは本来なら2020年に復活する予定だったのだが、コロナ禍によってWRC日本ラウンドは2年連続で中止となってしまった。3度目の正直にかけて22年の開催準備が進められている。開催地は愛知県・岡崎市、豊田市、新城市、設楽町と岐阜県・恵那市、中津川市の6市町で現在コース設計が行われている。ラリーの本拠地となるサービスパーク、ヘッドクォーター、メディアセンター、セレモニアルスタートの会場は豊田スタジアムで、前回利用された愛・地球博記念公園は大規模な改修工事が行われるため使えなくなった。

ラリーは1台ずつスタートする競技のため、スタートはポディウムで1台ずつチームや選手を紹介しながら行われる。またその後はたいていの場合、翌日の本競技スタート前の車両保管場所(パルクフェルメ)まで移動するだけだが、途中に地域の目貫通りなどをパレード走行するのが通例だ。これがセレモニアルスタートだ。ラリージャパン2022では、スタジアムを出発した車両は駅前通りをパレードする計画だという。

ところで、会場にスタジアムを使うとなると、ラリーファンとして期待するのはスーパーSS(数kmの短いSSだが、特設コースを2台同時スタートして競走する。ラリーでは遅いクルマや故障車をラップすることはあるが、そこで競い合うことはしないので2台が競い合うレースが見られるのもスーパーSSの醍醐味だ)の特設コースとしての利用だ。国内でも2010年のラリージャパンでは札幌ドームでスーパーSSが行われている。

《中尾真二》

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