スマートバリューは12月16日、同社がDXコンサルティングで支援している西出自動車工作所(本社:大阪市)のクルマのデータ活用プラットフォーム「CO-SMOS(コスモス)」が、サービス提供を開始した、と発表した。
CO-SMOSは、自動車整備工場および関連事業者に向けた、ユーザー参加型で自動車整備関連のデータを共同活用するプラットフォームサービスだ。
スマートバリューのDXコンサルティングサービスは、クラウドソリューション運営ノウハウを活用し、モビリティサービス事業者の新規サービス構築を支援する。IT企業である強みを活かした受託開発だけでなく、スマートバリューが自社で構築した「クルマツナグプラットフォーム」「CiEMS3G OEM」などの資産を利活用し、サービス開発において懸念されるシステム品質面を予め担保した提案ができる。2021年にはコンサルティング・保険分野の事業提携を開始し、サービス・プロダクトの企画に踏み込んだ支援も可能になった。
西出自動車工作所のCO-SMOSの構築においてスマートバリューは、企画段階・実際のサービス構築・開発後の事業展開において支援している。企画段階においては、業界状況やテクノロジーの分析からビジネスプランを具体化し、サービスコンセプト確立を支援。システム構築においては、運用やシステムの要件定義を実施し、フロントエンド実装・バックエンド実装を実現したという。