衝突被害軽減ブレーキについては2021年11月から国産新型車への搭載義務化となるなど、各自動車メーカーで導入が進むADAS(先進運転支援システム)。
今回、mirai.Responseでは「ADAS利用実態調査【報告書】」と題し、アンケート調査を実施、レポートを作成した。
本記事では当レポートの調査内容および一部の調査結果について紹介する。
レポートタイトル
ADAS利用実態調査 【報告書】
発刊日
2021年9月30日
ページ数
PDFファイルA4全32ページ
販売価格
165,000円(税込)※プレミアム会員は無料
調査目的
衝突被害被害軽減ブレーキや駐車支援機能をはじめ、「ADAS」と呼ばれる自動車の先進安全装備・機能の採用が進み、機能も多様化しつつある。一方で、それらの機能や装備は一般ユーザーに利用されているのか。また、そもそも認知され、クルマ選びの価値となっているのか。自動運転化社会に向けたステップとして先進安全装備・機能の需要性を捉えるべく、ADASの利用実態を調べた。
調査結果サマリ
「追従走行」以外のADASの装備・機能は半数以上の人が利用している
各装備・機能装着者に利用状況を聞いたところ、利用する計(ほぼ利用する+利用することのほうが多い)は「死角モニタリング」が最も多く、次いで「交通標識認識」、「ナイトビジョン/歩行者検知」の順となっている。「追従走行」以外の装備・機能は、半数以上が利用していると回答している。
ADASの機能は全体的に必要と感じている人が多い
各装備・機能装着者に必要性を聞いたところ、必要計(とても必要+必要)は、利用率と同様で「死角モニタリング」が9割以上を占め最も高い。次いで「ナイトビジョン/歩行者検知」、「衝突被害軽減ブレーキ」の順となっている。最も必要計の低い「交通標識認識」についても6割以上を占めており、ADASの機能を必要と感じている人は多い。
最も必要なのは「衝突被害軽減ブレーキ」
各装備・機能装着者に最も必要な機能を聞いたところ、「衝突被害軽減ブレーキ」が約6割を占め最も多く、次いで、「駐車支援」、「車線逸脱防止支援」の順となっている。
最も必要な機能の選択理由は、「安心感が得られるから」「気持ちに余裕ができるから」「運転が楽になるから」などが上位にあげられ、利便性、快適性よりいざという時の安心感が支持されている様子。
調査レポートのダウンロードおよび購入
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