トーヨータイヤ、当期利益が過去最高…北米タイヤ販売好調 2021年1-6月期決算

北米でモータースポーツを支援するトーヨータイヤ。
  • 北米でモータースポーツを支援するトーヨータイヤ。
  • PROXES ST III(参考画像)

トーヨータイヤが8月10日発表した2021年1~6月期の連結決算は、当期利益が206億円となり過去最高となった。

北米を中心に利益率の高い大口径タイヤの販売が好調だったのに加え、自動車部品も大幅に伸びたことから売上高は同23.8%増の1863億円となった。タイヤ生産量は同32%増の12万2000トンだった。

営業利益は販売の増加などで157億円、製造コスト低減で69億円など、タイヤ事業だけで182億円の増益効果があり、同240%増の269億円と大幅増益となった。売上高営業利益率は14.5%だった。経常利益は同567.2%増の292億円で過去最高だった。

通期業績予想は引き続き北米タイヤ事業が好調なことから上方修正した。売上高は前回予想から200億円増の3920億円、営業利益が40億円増の480億円、当期利益が39億円の328億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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