レポートタイトル
スマートシティレポート(ヘルシンキ編)
調査概要・サマリー
フィンランドと聞いて何を思い浮かべるだろうか。ムーミン、オーロラ、サウナ、サンタクロース・・・。フィンランドを連想させるものは数多くあるが、スマートシティとMaaS(Mobility as a Service)も忘れてはいけない。
スイスのIMD(国際経営開発研究所)とシンガポール工科大学が行う、世界中の都市のスマートシティ先進度を指数化した「世界のスマートシティー・ランキング」では、2019年に6位だったヘルシンキ市が4つ順位を上げ2位にランクインしている。
特にフィンランドのヘルシンキ市においては、都市全体をテストベッド(システム開発時に使用する実際の使用環境に近い状況を再現可能な試験用環境)として活用し、デジタル技術を用いた革新的なサービスやプロダクトの誕生を支援している。また2021年までに席あいで最も機能的な都市になることを目標に、「City as a Service(CaaS)」そして「One more hour a day(一日にさらにもう一時間)」といったキーワードを掲げてスマートシティにに取り組んでいる。
またMaaSの概念を最初に生み出したとされるのはフィンランドに本社を置くスタートアップ企業のMaaS Global(マース・グローバル)社で、同社のMaaSアプリ「Whim(ウィム)」は世界4か国の都市部で展開されており、今後も欧州色国の複数都市で展開される予定だ。
このように世界のスマートシティ・MaaS事例を把握するには、フィンランドの事例は必ず見ておくべきものの一つと言えるだろう。
『mirai.Response(ミライ・レスポンス)』では、2020年末に「スマートシティ・ヴァーチャル視察(フィンランド・ヘルシンキ編)」と題し、フィンランドのスマートシティおよびMaaSに関するオンラインセミナーを実施した。その内容をまとめたレポートが有料会員向けに公開されているので、新規事業開発や先行研究・開発どを行っているビジネスパーソンはもちろん、この領域の専門家ではないけれども世界のスマートシティ・モビリティ情勢を把握したい方にとっても有益な内容になっている。
当レポートの構成は以下の通りとなっている。
スマートシティレポート(ヘルシンキ編)
1. 導入
なぜヘルシンキの先進事例を参考にすべきなのか、そしてそれらの事例を見ていく上で知っておくべき基本情報がまとめられている
2. スマートシティ事例紹介
以下に挙げるヘルシンキの代表的な先進事例を紹介している
・MaaS
・地方版MaaS
・シェア自転車
・シェアスクーター
・全天候型自動運転バス
3. ヘルシンキ現地視察レポート
ヘルシンキのスマートシティ特区の一つであるカラサタマ地区の現地視察動画、そしてそのスマートシティ開発プロジェクトのハブ的役割を果たしているフォーラム・ビリウム社へのインタビュー内容をレポートにまとめている
4. スマートモビリティ体験レポート
MaaSアプリ「Whim」を提供するMaaS Global社の創業者兼CEOであり「MaaS生みの親」でもあるSampo Hietanen(サンポ・ヒエタネン)氏へのインタビューの様子と、ヘルシンキの現地視察員が実際に「Whim」を使ってヘルシンキ市内を移動する"MaaS体験"の様子をレポートにまとめている
発刊日
2021年2月12日
ページ数
PDFファイル A4 48ページ
販売価格
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