「バンライフで地域活性化」カーステイ、プロジェクト第2弾を埼玉県川島町でスタート

ドライブインシアター
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カーステイは、「バンライフ」を通じて地域活性化を推進する「ローカル・バンライフ・プロジェクト」を埼玉県川島町にて開始した。

近年、地方の人口減少、それに伴う税収の減少が避けられない中、地域経済の活性化には地域の資源価値を高め、稼ぐ力を向上させることが喫緊の課題で、来訪者を増やし、消費活動を活性化することが求められている。しかし、川島町には宿泊施設や鉄道駅がないことから地域への集客が難しく、来訪者の滞在時間を確保できないという課題を抱えている。

バンライフによる観光促進や、ワーケーション促進による関係人口の増加は、既存の遊休観光スポットや社会インフラを利活用し、最小限の観光投資で実現可能なため、試験的な施策としても有効。カーステイは地域密着型の「ローカル・バンライフ・プロジェクト」を発足し、第1弾を石川県白山市で実施、今回第2弾として埼玉県川島町にて開始した。

同プロジェクトでは、川島町がハロウィン当日(10月31日)に「ドライブインシアター」を開催し、「ゴーストバスターズ2016」を上映する。このドライブインシアター参加希望者は、車中泊スポットのシェアサービス「カーステイ」を介して、予約・決済可能。映画鑑賞を車中で楽しむことができる3密(密閉・密集・密接)を避けたイベントとなる。

さらに、川島町はカーステイ上に、町の観光名所「平成の森公園」の駐車スペースに車中泊スポット「かわじまRVステーション」を登録し、キャンピングカー旅行者やワーケーション利用者の車中泊拠点として開設。ドライブインシアターにて映画鑑賞終了後、参加者はかわじまRVステーションで車中泊できる。

今回のプロジェクトでは、町内に車中泊やバンライフスポットを開設することで、宿泊施設がない川島町での来訪者の滞在時間を延ばし、地域内の観光消費額の向上を図る。また、カーステイが運営するバンライフをテーマにしたウェブメディアでも川島町の魅力を発信していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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