ファスト&ラウド
90年代は人気絶頂!しかし2000年代には消滅という、あの伝説のカスタムカーが登場!
今回のファスト&ラウドは、92年式シボレーC3500デューリーが登場!アメリカンピックアップトラックの王道とも呼べるクルマだが、今回はただのデューリーではない。MICが手がけた超クールなビーチ仕様だ。もはや原型は留めておらず、ド派手&ウルトラ車高短(シャコタン)のスタイルは、まさに90年代の西海岸カルチャーを象徴する一台だ。実はリチャード、この車が無性に気になっていたらしい。ついにそれが見つかったというので、その価値が現代でも通用するのか一緒に確かめて欲しいという。
いつものリチャードなら勝手気ままに買ってきて、あとはクルーに任せっ放しなのだが、今日のリチャードはいつもと違う。やっぱり自信がないのか!?それとも石橋は叩いて渡る慎重派になったのか!?早速オーナーのところへ向かうと、嗚呼予想通り。ホイールには蜘蛛の巣、フロアカーペットには鳥の羽やフンまで散乱。これはもはや当時の輝かしさなど微塵もない。ドクロのステアリングホイールが強烈に虚しさを物語っている。そう、目の前にあるのは“クルー・カット”と呼ばれる伝説的なカスタムトラック。90年代は一世を風靡したが、2000年以降はすっかり見かけなくなったレア物だけにガス・モンキークルーも興奮気味。リチャードはこれを7500ドルで購入。うむ、高い!さらに意外な人物がガス・モンキーガレージで待っていた!一体誰よ?【レスポンス副編集長 吉澤憲治】