アウディ『e-tron』に専用充電サービス、カードをかざすだけで充電可能

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アウディは2月1日、ブランド初の市販EVのアウディ『e-tron』(Audi e-tron)専用の充電サービスを、欧州で開始した、と発表した。

アウディ e-tronは、最大95kWhの蓄電容量を備える高電圧バッテリーによって、長距離ドライブにも対応する。アウディによると、日常的な走行では、移動先で充電ステーションに立ち寄る必要のない航続を備えているという。

長距離ドライブに出かける場合、市販車としては初めて、最大150kWの直流(DC)充電器で急速充電することができる。これによって、約30分で次の目的地に出発することが可能だ。e-tronは、最大11kWの交流(AC)で充電することもできる。オプションで、22kWの充電にも対応する。

アウディ e-tronのオーナーは、アウディ独自の専用充電サービス、「アウディe-tronチャージングサービス」により、欧州の公共充電スタンドの約80%において、簡単な手順で充電することが可能だ。アウディの充電サービスに対応したカードをかざすだけで、AC充電、DC充電、出力11kW/150kWを問わず、すぐに充電を開始することができる。2019年以降は、プラグ&チャージ機能によって、充電手順はさらに便利なものになる予定だ。充電ステーションに車両を停めるだけで、自動的に認証されて充電器が起動する。

さらにアウディ e-tronのオーナーは、BMWグループ、ダイムラー、フォルクスワーゲングループ(アウディとポルシェを含む)、フォードモーターが共同で設置を進めている電動車向けの急速充電ネットワーク「IONITY」も利用できる。IONITYは、欧州で2020年末までに、約400か所の高出力充電ステーションを設置することを目指している。

《森脇稔》

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