量産車世界最強、1600hpエンジン搭載の新型ハイパーカー『F5』

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ヘネシー・ヴェノムF5
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米国のヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社は8月24~26日、米国で開催された「The Quail, Motor sports Gathering」において、新型ハイパーカー『ヴェノムF5』(Hennessey Venom F5)のエンジンの詳細を発表した。

ヴェノム F5は、世界最速のロードカーを目指して開発されたハイパーカー。車名の「F5」とは、竜巻(トルネード)の規模を表す等級の最高ランク、F5に由来。藤田スケールによると、F5レベルの竜巻の風速は、261~318mph(約420~512km/h)に達するという。

今回、ヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社は、ヴェノムF5のエンジンの詳細を発表。7.6リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンの開発には、シェルとペンゾイルが参画。およそ5年をかけて、新エンジンを完成させた。

新エンジンは、アルミ製のエンジンブロックを持ち、9.3:1の圧縮比、ビレットコンプレッサーホイール、ステンレス製ターボヘッダー、ドライサンプオイルシステム、ボールベアリングツインターボなどが特徴。最大出力は1600hp/7200rpm、最大トルクは179.8kgm/4400rpmに確定した。同社によると、量産車向けの内燃機関としては、世界最強のパワーという。

なお、ヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社は、ヴェノム F5を24台生産する計画。すでに15台の受注を獲得した、としている。

《森脇稔》

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