PSAグループは5月7日、将来の電動車両向けのトランスミッションとして、「e-DCT」を導入すると発表した。
PSAグループは、プジョー、シトロエン、DS、オペル、ボクソールの5ブランドの全車電動化を、2025年までに実現する計画。今回の発表は、PSAグループの全車電動化計画に沿うものとなる。
PSAグループは、ベルギーに本拠を置くパンチパワートレイン社から、電動デュアルクラッチトランスミッションのe-DCTを導入する予定。PSAグループは将来、e-DCTを自社工場で生産し、48Vマイルドハイブリッドなどの電動パワートレインと組み合わせることを目指す。
この電動デュアルクラッチトランスミッションは、モーターと一体設計されるのが特徴。PSAグループは部品点数を削減し、軽量でコンパクトなトランスミッションシステムを実現する、としている。