豪快に カローラフィールダー を振り回す怪力ロボ、臨海都心に現れる!…FANUC

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高々とカローラフィールダーを持ち上げ、さらに傾けて底面を見せつけるFANUC Robot M-2000iA/1700L。
  • 高々とカローラフィールダーを持ち上げ、さらに傾けて底面を見せつけるFANUC Robot M-2000iA/1700L。
  • フロアに置かれるフィールダー。ここから、また持ち上げられて回転、斜めにする動作を繰り返していた。
  • サイドのパネルをスポット溶接するロボット。7軸の複雑な動きで奥まった微妙な箇所も溶接できる。
  • 塗装ロボットも7軸で、エンジンルーム内部など細かい部分まで塗装する。さらに本機はボンネットの開閉をするアームも備え、塗装ブースの小型化に貢献するらしい。
国際ロボット展の会場である、東京ビッグサイト東ホールの高い天井を活かした、ダイナミックなパフォーマンスを見せていたのはFANUC(ファナック)。

何とトヨタ『カローラフィールダー』を持ち上げて、自由自在に振り回していたのだ。クルマの車重は1200kg、さらに車体をロボットに固定する治具も含めたワークの総重量は1700kg。この超大ロボットFANUC「Robot M-2000iA/1700L」の能力をフルに発揮している状態らしい。

実際にもこのロボットはクルマを運ぶために使われているそうだ。北米の自動車生産工場で、生産ラインから移動させる際などにこうして持ち上げているのだとか。ただし、このロボットが同社一番の怪力、という訳ではないらしい。上には上がいるものだ。

この他にもモノコックボディを組み立てる際、スポット溶接が難しい箇所も可能にたり、入り組んだ部分まで塗装を施す7軸のロボットなど、自動車生産工場で活躍する最新の産業ロボットを実演展示していたのだった。

国際ロボット展の会場内では、介護や物流の業界で活躍するロボット、受付などの応対ができるヒューマノイド型ロボットなども多数展示されていたが、自動車産業用のロボットをまとめて展示するメーカーも少なくなかった。やはり自動車産業は日本の基幹産業なのだということを再認識させてくれた展示会でもあった。

《高根英幸》

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