スウェーデンのボルボカーズの高性能車部門、ポールスターは8月28日、『V60』『S60』の「ポールスター」の2018年モデルを発表した。
ボルボV60とS60の高性能グレード、ポールスターでは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンをポールスターがチューニング。この「Drive-E」エンジンは、大容量ターボとスーパーチャージャーでダブル過給。量産4気筒エンジン世界最強レベルの最大出力367hp、最大トルク47.9kgmを引き出す。
トランスミッションは、ポールスターチューンの8速「ギアトロニック」。駆動方式は、ボルグワーナーが開発した4WD。0~100km/h加速4.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)の優れたパフォーマンスを実現した。
2018年モデルでは、エアロダイナミクス性能を引き上げる改良を実施。新デザインのフロントリップスポイラー、サイドシル、リアスポイラーを採用。すべて、軽量なカーボンファイバー製とした。
これにより、ダウンフォースを30%向上。ポールスターによると、新デザインのエアロパーツが、グリップや高速走行時のスタビリティを高める効果を発揮するという。なお2018年モデルは、世界限定1500台を生産。シリアルナンバープレートが添えられる。