5月31日午前7時30分ごろ、埼玉県松伏町内の県道で、歩道を縦列で進行していた集団登校中の小学生に対し、後ろから進行してきた自転車が突っ込む事故が起きた。児童2人が負傷。警察は故意に突っ込ませたとして、自転車の男を逮捕している。
埼玉県警・吉川署によると、現場は松伏町田中3丁目付近。児童約10人は集団登校のために歩道を縦列で進行していたところ、後ろからベルを鳴らしながら進行してきた自転車が突っ込んだ。
この事故で6歳の女児と8歳の男児が打撲などの軽傷。自転車に乗っていた越谷市内に在住する38歳の男にケガはなかったが、「故意に突っ込んだ」などと供述したことから、警察は傷害の現行犯で逮捕している。
聴取に対して男は「ストレスを発散したかった」などと供述しているようだ。警察では動機の解明をさらに進めるなど、事故発生の経緯を詳しく調べる方針だ。