ショートカット横断か、自転車の男性がはねられ死亡…交通量の多い区間

自動車 社会 社会

21日午後7時15分ごろ、岩手県盛岡市内の県道で、自転車に乗って道路を横断していた61歳の男性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で自転車に乗っていた男性が収容先の病院で死亡している。

岩手県警・盛岡東署によると、現場は盛岡市下太田付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。61歳の男性は自転車に乗って道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車と衝突した。

衝突の弾みで自転車は転倒し、乗っていた61歳の男性は路上へ投げ出された際に頭部を強打。意識不明の状態で病院へ収容されたが、回復しないまま約2時間後に死亡した。クルマの運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は昼夜を通して交通量の多い区間。中央分離帯が設置されているが、男性はその切れ間を使って横断していたとみられる。警察では安全に横断できる交差点への遠回りを嫌い、ショートカットで横断したことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース