GM、部品生産をメキシコから米国に移管…トランプ発言に配慮か

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米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル
  • 米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル
  • トランプ次期米大統領 (c) Getty Images

米国の自動車最大手、GMは1月17日、米国の生産拠点への10億ドルの追加投資と、米国での7000名の雇用創出計画を発表した。

米国のトランプ次期大統領が、フォードモーターとFCA USに対して、メキシコ事業を見直すよう警告。これに対して、フォードモーターはメキシコ新工場の建設計画を白紙撤回。FCA USは一部車種の生産を、メキシコから米国に移すと発表した。

今回、米国ビッグ3の残る一角、GMが、トランプ発言を意識したと見られる新計画を発表。米国の生産拠点への10億ドルの追加投資を行い、米国で7000名の雇用を創出する。

またGMは、次世代フルサイズピックアップトラックの駆動系の生産を、メキシコから米国ミシガン州に移管することも発表した。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「米国はGMのホームマーケット。従業員や販売店、サプライヤーなどのためになる成長を約束する」と述べている。

《森脇稔》

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