東武SL列車『大樹』8月10日デビュー…「時空を超える旅」提供

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東武のSL列車『大樹』は8月10日の営業運転開始が決定した。写真は『大樹』をけん引する蒸気機関車のC11形207号機。
  • 東武のSL列車『大樹』は8月10日の営業運転開始が決定した。写真は『大樹』をけん引する蒸気機関車のC11形207号機。
  • 『大樹』をけん引するC11 207はJR北海道から借り入れた。写真はJR北海道で運転されていた頃のC11 207。

東武鉄道は1月18日、鬼怒川線(栃木県日光市)のSL列車『大樹』の運行開始日を8月10日に決めたと発表した。2017年度は土曜・休日を中心に約100日間運転する。

発表によると、1日の運行本数は3往復。下今市~鬼怒川温泉間の12.4kmを約35分で結ぶ。列車はJR北海道から借り入れたC11形蒸気機関車1両(C11 207)と車掌車1両、客車3両、ディーゼル機関車1両の計6両で構成される。客車の座席定員は約200席の予定。

下今市駅では、4月21日のダイヤ改正から運転を開始する新型特急「リバティ」などとの接続が検討されている。東武は「リバティ」とSL列車の両方を利用してもらうことで「時空を超える旅」を提供するとしている。

《草町義和》

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