信号交差点への遠回りを嫌ってショートカット横断か、高齢男性がはねられ死亡

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23日午前5時45分ごろ、佐賀県佐賀市内の国道444号で、徒歩で道路を横断していた93歳の男性に対し、交差進行してきたトラックが衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察はトラックの運転者から事情を聞いている。

佐賀県警・佐賀署によると、現場は佐賀市西与賀町高太郎付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていないが、約50m離れた場所にはこれらの設置された交差点もある。93歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきたトラックにはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡。トラックを運転していた福岡県久留米市内に在住する55歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

警察では死亡した男性が横断歩道や信号機のある交差点への遠回りを嫌い、ショートカットで横断したことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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