京浜東北線・根岸線の大宮-桜木町間、全ての駅にホームドア設置へ

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京浜東北線・根岸線は大宮~桜木町間の全ての駅にホームドアが設置されることになった。画像はホームドアの設置イメージ。
  • 京浜東北線・根岸線は大宮~桜木町間の全ての駅にホームドアが設置されることになった。画像はホームドアの設置イメージ。
  • 山手線では既に24駅でホームドアが設置されている。

JR東日本は12月13日、東京圏の各線における今後のホームドア整備スケジュールを発表した。山手線と京浜東北線・根岸線の大宮~桜木町間では、全ての駅にホームドアを設置する。

発表によると、山手線では全29駅中24駅で設置が完了。今後は2020年度末までに東京・新橋・浜松町の3駅に設置する。残る新宿・渋谷の2駅は2021年度以降、駅改良工事の工程にあわせて整備する。田町~品川間の新駅(2020年春暫定開業予定)は、2020年度末までの整備予定駅に含まれている。

京浜東北線・根岸線の大宮~桜木町間では、2020年度末までに、さいたま新都心・北浦和・浦和・南浦和・蕨・西川口・川口・赤羽・王子・西日暮里・日暮里・上野・御徒町・秋葉原・神田・東京・有楽町・新橋・品川・大井町・大森・蒲田・鶴見・東神奈川・横浜・桜木町の26駅と、田町~品川間の新駅に設置する。既に設置が発表されている8駅に加え、新たに19駅が設置予定駅となった。

残る大宮・与野・東十条・上中里・田端・鶯谷・浜松町・田町・川崎・新子安の10駅は、2021年度以降の整備を予定。このうち大宮・浜松町・田町・川崎の4駅は、駅改良工事などにあわせて整備する。このほか、中央緩行線の千駄ヶ谷・信濃町両駅と総武快速線の新小岩駅でも、2020年度末までにホームドアが整備される予定だ。

JR東日本は、乗降客が10万人以上の駅などを優先してホームドアを整備する方針で、2020年度末時点の設置駅は58駅になるとしている。一方、12月17日から町田駅で試験的に導入する低コストタイプのホームドアは「今後の試行結果を踏まえて整備駅等を検討」するとしている。

《草町義和》

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