道路横断の歩行者、高齢者運転のクルマにはねられ死亡

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22日午後5時20分ごろ、愛媛県今治市内の県道で、徒歩で道路を横断していた72歳の女性に対し、交差進行してきた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマを運転していた81歳の男を現行犯逮捕している。

愛媛県警・今治署によると、現場は今治市延喜付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。72歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、右方向から交差進行してきた軽ワゴン車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、腰部などの強打が原因でまもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する81歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は見通しの良い区間。聴取に対して男は「前をよく見ていなかった」などと供述しているようだ。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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