富士通テンが発表した2016年中間期(4-9月期)決算は、営業利益が前年同期の約4.9倍の55億2500万円と大幅増益となった。
売上高は前年同期比1.9%増の1805億7800万円と小幅増収となった。
事業別の内訳は自動車メーカー向けカーナビゲーションやディスプレイオーディオなどのCI事業が1325億4700万円、エンジン制御、パワーマネジメント用ECUなどのAE事業が281億円、ミリ波レーダーやドライブレコーダーなどのV-ICT事業が199億3100万円だった。
経常利益は51億4000万円。当期利益は28億3800万円の黒字に転換した。
通期業績見通しは上方修正した。売上高は前回予想より43億円増となる3700億円、営業利益が12億円増の72億円、経常利益が11億円増の66億円、当期利益が16億円増の19億円となる見込み。