今夜は「スーパームーン」、月が地球に最接近…で、お天気は?

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スーパームーンの観測予報
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 2016年で最大の満月となる「スーパームーン」が11月14日に出現する。午後8時21分にもっとも地球に接近し、午後10時52分に満月となる。ウェザーニューズによると、好条件で観察できそうなのは、沖縄・先端諸島と北日本。天体観測は早めの時間がおすすめだという。

 国立天文台によると、11月14日の満月は、2016年の満月でもっとも大きく見える。14日は月が午後8時21分に近地点(地心距離は約35万6千キロメートル)を通過し、南中時刻の少し前の午後10時52分に満月となる。満月の瞬間の月の視直径は約33分30秒角ともっとも大きく見えるという。

 ウェザーニューズによると、14日は大陸からの低気圧に加え、日本の南海上でも低気圧が発生する可能性がある。観察チャンスがもっともありそうなのは、沖縄・先端諸島。北海道オホーツク海側と東北北部日本海側は、前線接近前の晴れるタイミングで観察チャンスがありそう。いずれも早い時間の天体観測がおすすめだという。

 また、前線が抜けるのが比較的早い九州南部は、明け方に観察できそう。ただし、前線の雲の残り具合によって状況は厳しくなるという。最新の情報は、天気予報Ch.にて確認できる。

 24時間生放送番組「SOLiVE24」では午後9時~午後11時に、スーパームーンの特別番組を放送。国立天文台の平松正顕氏をゲストに迎え、満月のときしか見られない現象や月の地形を解説しながら、スーパームーンのようすを生中継する。

月が地球に最接近「スーパームーン」11/14、天気は?

《工藤めぐみ》

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