青信号の間に横断できず? 高齢女性がはねられ死亡

自動車 社会 社会

5日午後8時ごろ、鹿児島県鹿児島市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた79歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

鹿児島県警・鹿児島南署によると、現場は鹿児島市宇宿2丁目付近で片側2車線と3車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。79歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は頭部を強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく約11時間後に死亡した。クルマを運転していた同市内に在住する26歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は昼夜を通して交通量が非常に多い区間。警察では道路を渡りきる直前に信号が変わってしまった可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース