車道に座り込んでいた母子をひき逃げ、バイク運転者を逮捕

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17日午前0時35分ごろ、神奈川県横須賀市内の国道16号で、車道部分に座り込んでいた母子に対し、進行してきたバイクが衝突する事故が起きた。母子は意識不明の重体。バイクは逃走したが、警察は現場に戻ってきた22歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

神奈川県警・横須賀署によると、現場は横須賀市三春町付近で片側2車線の直線区間。43歳の女性と4歳の女児は車道部分で座り込んでいたところ、進行してきたバイクにはねられた。

2人は近くの病院へ収容されたが、共に頭部強打で意識不明の重体となった。バイクはそのまま逃走したが、約10分後に戻ってきたことから、警察は運転していた横浜市戸塚区内に在住する22歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「直前で気づいたが、回避が間に合わずに衝突した。怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。負傷した2人は事故直前に車道に出てきたという目撃情報もあり、警察では事件と事故の両面から発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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