ヤマトホールディングスは9月8日、スピード輸送ネットワークと付加価値機能を一体化させる総合物流ターミナル「中部ゲートウェイ(中部GW)」を竣工した。本格稼働は10月1日の予定。
中部GWは、新東名高速道路(伊勢湾岸自動車道)・豊田南ICに近く、名古屋港まで約30分、中部国際空港セントレアまで約45分と様々な輸送モードに対応できる立地にある。
中部GWが稼働することで、羽田クロノゲート・厚木GW・中部GW間での多頻度幹線輸送が可能になり、関東・中部間の宅急便の当日配達が可能となる。
また、入居するグループ会社6社によるマージ、キッティングなどの付加価値機能と24時間稼働の最新鋭マテハン設備、航空便やJITボックスチャーター便などの各輸送モードと連携、企業物流に新たなスピードと付加価値を提供する。
同社では2017年秋には、現在建設中の関西ゲートウェイを稼働させ、東名阪の主要都市間での宅急便を当日配達にする。