気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2016年8月25日付
●金への挑戦東京も、五輪選手団会見 (読売・1面)
●ミニバン新機能で勝負、自動走行、横開き後部ドア(読売・8面)
●1回充電で500キロ走行、テスラがEV電池(読売・8面)
●ホンダの熊本製作所ほぼ通常の稼働に (読売・8面)
●「ボケGO」初の死亡事故、徳島、運転中操作、2人はねる (読売・34面)
●福岡・3児死亡事故から10年、飲酒運転検挙者5分の1に、「悪質」割合は増加 (朝日・1面)
●ソラシド副社長心中か(産経・27面)
●ガソリン値下がり8週ぶりに止まる (東京・7面)
●JR東が「四季島」公開、豪華寝台旅に輝き、3泊95万円「走る広告塔」に (日経・3面)
●五輪インフラ、照明や空調、売上高600億円に、パナソニック、20年度までの累計 (日経・13面)
●LCC元年組、経営軌道に、ジェットスターも初の単年黒字(日経・13面)
ひとくちコメント
運転中にスマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO」に興じていたことが原因とみられる死亡事故が国内でも初めて発生した。
きょうの各紙が社会面で大きく報じているが、徳島市方上町の県道で女性2人が軽四ワゴン車にはねられる事故があり、病院に搬送されたが1人が死亡、1人が重傷を負ったという。
自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、運転していた39歳のドライバーを現行犯逮捕したが、容疑者は、「ポケモンGO」をしながら運転し、「前を見ていなかった」と供述しているという。
「ポケモンGO」が国内での配信が開始されて1カ月が過ぎたが交通事故が相次ぎ、すでに80件を超えている。摘発も1000件以上に達し、画面をみながら運転した道路交通法違反が9割超という。
「飲んだら乗るな。飲むなら乗るな」は 飲酒運転撲滅キャンペーンの標語だが、「ポケモンGO」についても「遊ぶなら乗るな」と注意喚起を徹底するしかないだろう。