横断者をひき逃げ、防犯カメラ映像から特定して逮捕

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7月29日午後11時ごろ、岐阜県各務原市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていたとみられる52歳の男性が乗用車にはねられる事故が起きた。男性は意識不明の重体。クルマは逃走したが、警察は後に57歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

岐阜県警・各務原署によると、現場は各務原市蘇原野口町付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。52歳の男性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、進行してきた乗用車にはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で意識不明の重体となった。クルマはそのまま逃走したことから、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始。周辺に設置された防犯カメラ映像を分析して車両を特定し、関市内に在住する57歳の男を翌30日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「事故を起こしたことは間違いない」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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