日産自動車は7月27日、2016年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は2兆6545億円(前年同期比-8.4%)、営業利益は1758億円(-9.2%)、経常利益は1982億円(-8.2%)、四半期純利益は1364億円(-10.7%)だった。
第1四半期連結累計期間の連結売上台数は、100万1908台(+3.1%)。市場別内訳は、国内が9万0024台(-21.1%)、北米が52万8968台(+9.4%)、欧州が17万9037台(+1.9%)、アジアは9万5796台(+33.7%)、その他地域は10万8083台(-14.7%)だった。
販売台数は前年同期を上回ったものの、円高の影響が大きく、第1四半期としては4年ぶりの営業減益となった。なお、為替変動の影響を除いた営業利益は、37.8%増の2670億円となった。
通期連結業績見通しは、前回予測を据え置いた。