米国の自動車最大手、GMは7月21日、2016年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は475万8228台。前年同期比は1.2%減だった。
市場別の実績では、中国が181万0476台を販売し、引き続きGMの最量販市場に君臨。前年同期比は5.3%増と、第1四半期(1‐3月)の0.2%増から伸び率が回復した。
これに続いたのは、地元の北米。上半期は170万8838台を売り上げ、前年同期比は2.6%減。このうち米国は、前年同期比4.4%減の143万8915台だった。
また欧州全体では、63万9373台を販売。2015年末をもって、シボレーブランドが欧州市場から撤退。しかし、オペルブランドの好調により、上半期は前年同期比4.7%増と、第1四半期に続いてプラスを保つ。
また、南米では上半期、27万1498台を販売。前年同期比は19.1%減と落ち込む。その他の市場では上半期、32万8043台を販売。前年同期比は17.6%減だった。