手押し車を使いながら歩いていた高齢男性、対向車にはねられ死亡

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22日午前9時30分ごろ、愛媛県今治市内の国道196号で、手押し車を使いながら道路右側の路肩を歩いていた88歳の男性に対し、対向してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察はクルマの運転者を逮捕している。

愛媛県警・今治署によると、現場は今治市菊間町佐方付近で片側1車線の緩やかなカーブ。88歳の男性は手押し車を使いながら道路右側の路肩を歩いていたところ、対向してきた乗用車にはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する23歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して男は「視界に入っておらず、衝突してから気がついた」などと供述しているようだ。警察では前方不注視や漫然運転が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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