横断歩道を渡っていた歩行者をひき逃げ、現場へ戻った高齢の男を逮捕

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19日午前8時ごろ、北海道旭川市内の道道で、徒歩で横断歩道を渡っていた80歳代の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は重傷。クルマは逃走したが、警察は後に現場へ戻ってきた82歳の男を逮捕している。

北海道警・旭川中央署によると、現場は旭川市末広3条3丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道とボタン式の信号機が設置されている。80歳代の女性は徒歩で横断歩道を渡ろうとしていたところ、右方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、腰などを骨折する重傷。クルマはそのまま逃走したたため、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、約1時間後に現場へ戻ってきた82歳の男が容疑への関与を認めたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「事故を起こし、立ち去ったことは間違いない」などと供述しているようだ。警察では事故当時の信号表示状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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