自宅前で横断の高齢女性、飲酒運転のクルマにはねられ死亡

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10日午後8時40分ごろ、岩手県一関市内の国道284号で、徒歩で横断歩道を渡っていた71歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマの運転者を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

岩手県警・一関署によると、現場は一関市新大町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。71歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する57歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたことから、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は死亡した女性の自宅前。聴取に対して男は「自宅で酒を飲んだ。別の場所で飲もうと外出した」などと供述しているようだ。警察では飲酒量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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