BMW X3 と X4、米国でリコール19万台…チャイルドシートの固定に問題

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ドイツの高級車メーカー、BMWの主力SUV、『X3』と『X4』。両車が米国において、リコール(回収・無償修理)を行う。

これは、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が明らかにしたもの。BMWの米国法人、BMWノースアメリカから届け出を受けたX3とX4のリコール内容を開示している。

今回のリコールは、チャイルドシートの固定アンカーの不具合が原因。NHTSAによると、欧州のISOFIXタイプのチャイルドシートを使った場合、固定アンカーが損傷する可能性があり、事故の際、チャイルドシートが本来の性能を発揮できない恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、X3が2011-2017年モデルの一部。X4が2015-2017年モデルの一部。米国で販売された合計18万8668台が、リコールに該当する。

なお、BMWは対象車を保有する顧客に通知。販売店において、チャイルドシートの固定アンカーと車両側に、補強材を追加するリコール作業を実施する。

《森脇稔》

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