モリタ宮田工業は、業界初となる総質量3kg台を実現したアルミ製蓄圧式粉末消火器「アルテシモII MEA10A」を開発、7月下旬より発売すると発表した。
アルテシモIIは、前モデル同様、アルミ素材による継ぎ目のない一体成型容器を採用。圧漏れリスクを軽減する特徴はそのままに、今後の高齢化社会を見据え、総質量は業界初となる3kg台を実現。加えて新素材の使用により、容器強度を30%向上させている。
耐食・耐候性に優れるアルミの質感を生かし、容器表面にはメタリック調のキャンディレッドを粉体クリア塗装したほか、底部には樹脂加工を施し、床面を傷から保護。さらにマジックホールにより、サビなどの劣化原因となる湿気を底部から逃がす構造となっている。
また、消火器前面のラベルは人間工学的手法に基づく、使用者の視認性・判読性・可読性にも配慮している。
価格(税抜)は1万9000円。