5月29日午前8時5分ごろ、静岡県伊豆の国市内にある伊豆箱根鉄道駿豆線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽トラックと、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマを運転していた86歳の男性にケガはなく、列車の乗客乗員も無事だった。
静岡県警・大仁署によると、現場は伊豆の国市四日町付近(原木~韮山駅間)にある踏切で、警報機と遮断機が設置されている。軽トラックは踏切内に半ば進入した状態で立ち往生していたところ、通過した下り普通列車(三島発/修善寺行き、3両編成)と衝突した。
衝突によってクルマは中破。運転していた同市内に在住する86歳の男性と、列車の乗客乗員約30人にケガはなかったが、客1人が後に気分不良を訴えて病院へ収容されている。
警察ではクルマの無理な進入が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。