東芝は、5月25日から27日までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2016横浜」に出展すると発表した。
今回は、夜間でも運転中のさまざまな障害物を検出する画像認識プロセッサ「Visconti」と、独自の画像合成技術を駆使してドライバーの死角を少なくする電子ミラー表示技術などを集めた次世代コックピットソリューションによって安心で安全な運転を支援するための提案を体感できるデモを行う。
また、次世代車載情報通信システム向けブリッジICとしてイーサネットAVB規格に対応し、次世代車載情報通信システム(IVI)や先進運転支援システム(ADAS)向けのシステムで求められるデータ通信に貢献するブリッジICを紹介する。
CPUとは別に独立した処理を行うベクトルエンジンを搭載し、パワートレインシステムの電動化や共通プラットフォーム化に貢献する車載モータ制御マイコン「VIVACEシリーズ」も紹介する。
このほか、機能安全に対応するEPS(電動パワーステアリング)向けに、安全分析に基づいた安全機構を内蔵したブラシレスDCモータプリドライバICや電源IC、マイコン、MOSFETで構成するチップセットソリューションを提案する。